対徳島戦 ●0−3

今期最低の試合でした。怪我、インフルエンザと原因はあるのですが、プロフェッショナルとしては言い訳にしか聞こえません。
結果だけ見るとシュート数1本では得点は奪えず、被シュート数17本では3失点もやむなしといったところなのでしょうが、何より気になったのがポゼッション志向のチームがミスでボールを失う回数が多く、チームコンセプトが全うできなかったところです。
よく試合を見に行くと、サポータから後ろでボールを回すな、前へ仕掛けろ!という声が聞こえますが、今年のチームは後ろからボールビルディングすることが基本となっているように感じます。CBがボールを回し、左SBの上里、右SBの西嶋あたりから、ボランチを経由し、サイドへ展開、サイドが勝負をするか、一度中に戻してセンターハーフから仕掛けるかといった感じ、あまりハーフからロングでけり込んだり、カウンター以外での長いスルーパスはしないチームです。
ところが今回の試合は、特に先発経験が無い柴田がボール回しに参加し、相手からプレッシャを受けると、SBにつながずサイドに追い込まれ、苦し紛れのロングを蹴るといったところが再三みられました。これではチームのリズムが出来ず、セカンドボールを拾うこともできずに攻めてがなくなりました。
また、失点の場面でも柴田が絡むことが多く、ゾーンでボールをはじき返すことはできても対人で相手をつぶすことにまだまだ危険を感じるレベルです。
これにてほぼ昇格の目は消えた形になりました。来期も石崎さんに継続してチーム作りをしてもらいたいのですが、人件費を考えチームコンセプトにあった選手の見直しが必要な気がします。

【キックオフ】
 −−−−−−−中山−−−−−−−
 −砂川−−−−古田−−−−藤田−
 −−−−−宮澤−−ダニルソン−−−−
 −上里−−吉弘−−柴田−−芳賀−
 −−−−−−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−高原−−−−−−−


【終了時】

 −横野−−−−中山−−−−石井−
 −−−−−宮澤−−ハファエル −−−−
 −−−−−−−ダニルソン−−−−−−
 −上里−−吉弘−−芳賀−−藤田−
 −−−−−−−−−−−−−−−−
 −−−−−−−高原−−−−−−−


【途中交代】
 後半11分 ハファエル←古田
 後半20分 石井←砂川
 後半29分 横野←柴田

【得点者】
 シュート一本で得点なんてとんでもねぇ