2006ワールドカップ 日本対ブラジル戦

  • ブラジルはレギュラーが4名はずれいているものの、控えのレベルが低いわけではなく、モチベーションとしては高いほうだったと思います。なんといってもデブロナウドロナウジーニョ、カカーはいるわけですから。対する日本もFWに玉田、巻という気持ちを見せることができるFWが入っております。
  • なんと先制点は日本!稲本の狭いところを通すスルーパスにサイドの上がりを見せたサントスが反応。更に見事なスルーパスを玉田へ。玉田が右からのプレッシャーに負けずに、ダイレクトにシュート。ジーダも反応できない見事なシュートでした。
  • これで王者ブラジルが本気になったのか、狭いところをポンポンとパスをつなぎ、強烈なシュートを連発しだします。しかし、最後のところでDFがコースを切り、川口が神がかり的なセーブを見せ始めます。これは「マイアミの奇跡」再来?と夢を見たところで、前半ロスタイムにロナウジーニョがプレッシャーの中、右SBの上がりを良く見ていてフリーのシシーニョに浮き玉のパス。ロナウジーニョに集中していたDF陣はボールを目で追うだけで、折り返しをデブロナウドに決められて同点とされてしまいました。
  • 後半の記憶はございません。交代わずかで怪我をする高原のことや、怪我のしていないGK交代のことや、3点差であきらめてしまい、ボールを追い掛け回すこともできなくなった選手のこと、試合終了とともに茫然自失で頭を抱える7番のこと。日本代表の試合はこれにて終了。悲劇も喜劇も、感動も感傷も、驚嘆も驚愕も、とりあえずは次の4年後にまた味わえることを楽しみに待つことにしましょう。