レジェンド・オブ・メキシコ(Once Upon a Time in Mexico)

【データ】
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラス、ジョニー・ディップ、サルマ・ハエック
制作:2003年
メディア:Film(川崎チネチッタ
評価:★★☆
【コメント】
土曜日のリベンジとして、多分最後となるチネチッタでの映画を見てまいりました。映画は「レジェンド オブ メキシコ」で「エル・マリアッチ」、「デスペラード」の続編となるギター弾きのガンマンのお話です。
主人公がギター弾きのガンマン「エル・マリアッチ」という名前以外は物語に関連は無くロバート・ロドリゲス監督の世界観が漂う荒くれ者の世界です。1作目から2作目では制作費が数倍になったのに打ち合いの弾数のみに利用したというのは有名な話です。
しかし、今回の作品は話を懲りすぎていて面白いんだか、面白くないんだか微妙な作品になってしまいました。所々のカットではのめりこんで見ることが出来るのですが、話全体を考えると急にボンヤリとなってしまいました。
まぁ、ところどころが面白ければいいっ、というのがタランティーノ監督から続く監督のポリシーかもしれません。
そういう意味だと今回の主役はさすらいのガンマン「エル・マリアッチ」ではなく、悪徳CIA捜査官サンズを演じるジョニー・ディップでしょう。「パイレーツ・オブ・カリビアン」からけれんみたっぷりの演技を見せ付けてくれてます。
(それにしても彼が任務をとったのか、裏切られた女を愛していたのかは分かりにくい状態でしたが、、、)